依頼のきっかけ
キャリーバッグはせっかくお気に入りのものを買っても空港での扱われ方は決して丁寧なものではなく、へこみや傷が付くのが当たり前・・。何とかキャリーバッグを保護し、きれいな状態を維持できるカバーを作りたい。そのためには極厚で防滴性、伸縮性、クッション性のある素材が必要。
そのような構想を練っているときにウェットスーツの素材に可能性を感じ、”ウェットスーツ_製造“でネット検索。その中でヒットした当社のHPを見ている中で「独創的で高品質な商品・サービスをお客様に提供し、「お客様に喜んでいただけること」を喜びとします。」という企業理念の基本方針に感銘・共感をいただき、ご依頼をいただきました。
課題解決:地面との擦れを防止する設計と、素材の異素材の組み合わせ。
お話を進める中での課題は様々ありましたが、中でも苦労したのは、地面との底擦れ回避です。バッグ本体の底面と地面までの距離が思ったよりも短く、極厚生地を使用している都合上、その面で生地を重ね閉じようとすると、生地が地面に擦れてしまう問題がありました。
それを解決するために開口の位置を様々変更、設計シミュレーションをし、異素材を組み合わせることで要求事項に見合ったカバーを作製することができました。
当社ではサイズオーダーで培った設計技術で様々な形状や仕様にも柔軟に対応ができ、更にウェットスーツメーカーと言ってもクロロプレンゴムだけではなく、約2,000種の材料を扱っておりますので、異素材の組み合わせのご提案ができる点も商品の課題解決に役立っています。
商品の紹介
「キャリーバッグカバー」のご紹介
キャリーバッグのへこみや傷を防ぐ「キャリーバッグカバー」です。バッグを立たせたまま着脱が可能で、サイズ展開もS,M,Lと豊富です。
当社ではその「キャリーバッグカバー」の設計と製造を担当いたしました。
使用シーン等、ぜひ株式会社KURS「キャリーバッグカバー」のホームページをチェックしてみてくださいね!
HP:https://kurs.co.jp/service/carrybagcover.php