モビーディックが協力した研究が日本人間工学会「実践論文賞」を受賞しました

このたび、弊社が協力している研究成果が、日本人間工学会より「実践論文賞」を受賞しました。

受賞論文は、兵庫県立工業技術センター(現・福知山公立大学) 才木常正教授らによる
「水中におけるヒトの生体電位計測~ダイバーの安全監視の一つの方法として~」 で、
ダイバーの安全を確保するための新たなアプローチとして注目を集めています。

本論文では、水中という特殊環境下において、心電図や筋電図といった生体電位の計測を通じて、
ダイバーの健康状態や行動をリアルタイムでモニタリングする技術について報告されています。
特に、海水の導電性を活用した独自の計測手法が紹介されており、従来の課題を克服する実用性の高いアプローチとして高く評価されました。

弊社モビーディックは、ダイビング業界の安全性と技術革新に貢献するべく、
この研究に対して継続的な協力を行ってまいりました。

今後もR&D活動を通じて、より快適で安全なマリンライフの実現に貢献してまいります。

▼受賞論文
『水中におけるヒトの生体電位計測~ダイバーの安全監視の一つの方法として~』
才木常正・中谷真太朗・村井康二・有馬正和(掲載誌:「人間工学」60巻4号、pp.211–220、2024年)
論文リンク(J-STAGE)